エヌ氏がひとり

あの日を思い出すためのブログ

コクヨの白プレピーが届いた!

 

真白なプレピー

外出用の万年筆、やっと決めることができました!

 

コクヨ PERPANEP プレピー

コクヨの文具シリーズ「PERPANEP(ペルパネプ)」のプレピーです。

プラチナ万年筆とのコラボ商品で、通常のプレピーにはない真っ白な軸色が特徴的。

字幅は細字のみの展開です。

 

PERPANEP

www.kokuyo-st.co.jp

PAPER(紙)とPEN(ペン)のアナグラムによるブランド名のもと、

  • 紙質3種×罫線5種、計15種のノート
  • 3種のペン

が2022年12月現在販売中です。

今回購入したプレピ―にもロゴがプリントされています。

 

外出時の1本として

用途はもっぱら持ち出し用です。

私は今まで

  • 紛失
  • 盗難

が怖くて、外で万年筆を使うのにはためらいがありました。

それでも「万年筆を使いたい」と感じる場面は少なくなく、色々模索した結果がこのプレピーです。

購入に繋がった要素をいくつか挙げてみます。

 

1.価格

まずはその安さ。

444円(購入時のAmazon価格)と、万が一失くしても問題なく買い直せる値段。

コラボ商品ということもあり通常のプレピー(同じくAmazonで270円)よりは少々高いですが、デザイン料と考えれば許容範囲内です。

 

2.書き心地

これはもっと詳しくレビューされているブログが別にあると思うのですが、私は国産廉価帯万年筆のニブでプラチナが一番好きです。

パイロットは紙当たりが、セーラーは硬さがどうしても苦手で合いませんでした。両社の金ペンは好きなのですが、、、

プラチナは滑らかかつ弾力が感じられ、低価格ながら好みの書き心地。

正直、価格よりも購入の決め手になった要素です。

 

3.デザイン

通常のプレピーではなくペルパネプのプレピーを購入したのは、こちらのデザインの方が好みだったためです。

  • キャップが不透明
  • 白軸

上記2点が特に惹かれた部分で、持ち出し用としては満たしたい条件でした。

 

「キャップが不透明」は、インク汚れが気にならないようにです。

鞄の中で大なり小なり衝撃が加わることを想定すると、キャップ内部のインク飛散は自宅用万年筆よりも高い頻度で発生すると考えられます。

そういったインク汚れが気になってしまう性分なので、スケルトン軸は避けたくこちらを選びました。

 

「白軸」は、どんなインクにも合うためです。

普段から軸色とインク色を合わせがちなため、むやみに軸を増やさないように(持ち出し用を1本に留めるために)白軸を選んだ次第。

 

4.スリップシール機構

現在の生活状況では、外で万年筆を毎日使うとは限らないため、出来るだけ乾燥しにくい軸を購入する必要がありました。

プラチナ以外だと、パイロットのライティブも気密性の高さが売りですよね。

 

コクヨプレピーと無印プレピー

「白いプレピー」といえばもう一本、無印良品のプレピーがあります。

こちらはプレピーというよりOEM商品と言った方が正確かもしれませんが、少なくともニブ・ペン芯・首軸は同一です。

 

ペルパネプのプレピーと異なるのは、

  • 価格
  • キャップ・クリップデザイン
  • ロゴの有無

です。

 

▼ペルパネプ

  • 定価484円
  • ロゴ有(preppy、PERPANEP)

▼無印良品

  • 定価490円
  • ロゴ無

 

キャップ・クリップデザインについては、こちらのがりぃさんの記事がわかりやすかったため紹介させていただきます。

pgary.hatenablog.com

今回はクリップやロゴの好みから、ペルパネプのプレピーを選びました。

 

おわりに

これまで持ち出し用の万年筆は、キャップレス、プロシオン、サファリなどで悩み続けていましたが、このプレピーを知ってようやく結論が出せました。

カヴェコのイリディセントパールを購入したときは「これを外出用にしよう」と思っていたものの、限定品であるがゆえ結局持ち出せず。

価格・書き心地・デザイン・機能、どれも満たしてくれる軸がワンコイン以下で手に入るとは実にありがたい話です(キャップが割れやすいとの情報は懸念しています)。

 

世間の値上げの波に乗るように、プラチナ万年筆も来年1月16日からの価格改定を発表しました。

www.platinum-pen.co.jp

かなり多くの商品が対象となっており、通常プレピーの定価は300→400。

それでもやはり500円を切る価格、実にコスパの高い1本ですね。