しばらく迷っていたセンチュリーの中字として、ローレルグリーンを選んでみました!
プラチナ万年筆 #3776センチュリー ローレルグリーン
字幅はプラチナ万年筆では初めての中字。センチュリーはすでに2本所持していますが、それぞれ細字と太字です。
その2本はどちらもロジウムフィニッシュであるため、ゴールド仕上げも初。
▼字幅は異なりますが、趣味の文具箱 Vol.60の表紙で使われていたのを目にして惹かれました。
【2021/12/8(水)発売】
— 小日向 京 (@kohinata_kyo) 2021年12月6日
趣味の文具箱 2022年1月号 vol.60
表紙のプラチナ万年筆 #3776センチュリー は自分のふだん使うローレルグリーン 字幅Cで、文字を書き、じっと止まって撮影体験したものです。左はその現物。緊張しつつも楽しかった!
インクはペリカン エーデルシュタイン ジェードです。 pic.twitter.com/kDS9zrMspI
軸色のコンセプト
ローレルグリーンの購入には、ゴールドにするかロジウムにするかで相当悩みました。
これまで購入してきたセンチュリーはいずれもロジウムだったため、悩みの種は「ロジウムで統一するかどうか」。
シルバーの落ち着いた雰囲気が好きで選んでいたのですが、3本目となると別の世界も見てみたく…。
しかし統一感も捨てがたく…。
迷っているときに見たのがプレスリリースのこの文章。
勝利と栄光の象徴「ローレルグリーン」「ローレルグリーン」は勝者にふさわしい万年筆です。
ローレルつまり月桂樹はいにしえより勝利と栄光の象徴として、リースにして優秀な者、特に王に仕える最上の言葉の使い手である大詩人をはじめとする文人に与えられました。ゴールドもまた最も優秀な者にその栄誉を讃え授与されたメダルの色であります。
ローレルグリーンとゴールドの組み合わせは名誉・栄冠・勝利のこの上ない象徴であり、ステータスを高めてくれる万年筆にふさわしい色と言えます。
あまりにも分不相応な品だとわかる文言が並んでいます笑
そのために購入しているわけではないので「ステータスを高めてくれる」うんぬんはともかくとして、色々頑張るときに背中を押してくれそうなカラーリングだなと感じました。
軸色自体にモチーフやイメージを落とし込むことは多いものの、トリムの色にまで意味が込められているのって珍しいなとも思ったんですよね。
ならば、ということでゴールドです!
思えばスーベレーンで緑縞に惹かれたのも、グリーンとゴールドの配色に無意識でそういったイメージを持っていたからかもしれない。
次のセンチュリー?
細字、中字、太字が揃ったセンチュリーですが、現時点でもう1本購入を迷っている軸があります。
ニースのラヴァンドです。先月ごろから気になっています。
一度店頭で見て「思ってたのと違うな」と思ったのですが、こちらの記事を読んでそれも誤りだったかも、という気になりました。
確かに、お店のショーケースと自宅では環境が随分違いますよね。軸の印象が変わるのも納得です。
気になる軸は他にもあるので、しばらく検討を続けます。
おわりに
ということで、ローレルグリーンが新たに仲間入りしました!
勝利と栄光の軸を眺めながら、入れるインクを考えます。
▼次に購入したペン