昨日の記事を書き終えて、結局どうしようかと悩んでいたところこんなものを見つけてしまった。
https://www.yodobashi.com/product/100000001004239301/
ヨドバシ.comで#3776センチュリーシャルトルブルーのBが9,200円!
10%ポイント還元で実質8,280円。
#3776センチュリーは2021年9月1日の価格改定で定価16,500円(税込)となったので、ほぼ半額。
11月30日まで期間限定セールを行っているようで、かなり迷っています。
しかし値段の安さに惹かれて買うと後悔する可能性があるので、この記事を書きながら考えを整理し、購入するかどうかを判断したいと思います。
以下、ヨドバシ.comのセンチュリーを「ヨドバシセンチュリー」と表記します。
今メインで使っている万年筆は?
まずは所持している万年筆を整理してみます。
現在所持している万年筆は8本、そのうちインクを入れて使っているのが6本。
▼使っている
- セーラー プロギア銀 F
- セーラー プロギア金 B
- セーラー プロギアスリム金 B
- セーラー プロギアスリムミニ金 MF
- パイロット グランセ F
- プラチナ #3776センチュリーロジウム B
▼使っていない
- パイロット カクノ M
- プラチナ プレジール 03
センチュリーは既にロジウムフィニッシュでシャルトルブルーのBを持っています。
ヨドバシセンチュリーは通常のゴールド仕上げなので、ニブやトリムの色違いです。
同じシャルトルブルー、同じB、異なるのはニブとトリムのカラーだけ。
軸色はシャルトルブルーで良いのか?
前述の通りシャルトルブルーは既に持っており、これまでセンチュリーの2本目としてはブルゴーニュを検討していました。
しかし考えれば考えるほど、自分が赤軸にそこまで魅力を感じているのかが怪しい。
おそらくブルゴーニュ自体に魅力を感じているのではなく、シャルトルブルーとの対比に魅力を感じているのでしょう。
そうであれば、ブルゴーニュを買ったとしても使用頻度が下がる可能性が高いです。
きっと眺めるだけで満足できる存在。
対してシャルトルブルーは、その軸色自体に魅力を感じています。
シャルトルブルー1本で見ても、その美しさや色合いを素直に良いなと感じられる。
となると、シャルトルブルーであるヨドバシセンチュリーはアリです。
むしろブルゴーニュより使うモチベーションがあって良いかもしれない。
ただ、#3776センチュリーの軸色は他にもあります。
ブラックインブラック、シュノンソーホワイト、ローレルグリーン。
シャルトルブルーを2本も持ったとして、後悔する可能性も否めません。
字幅はBで良いのか?
これは良いです。
先日センチュリーのUEF, SF, F, M, Cを試し書きしましたが、購買意欲をそそられるものはありませんでした。
所持しているセンチュリーのBがとても好みで、それと比べててみるとどれもしっくりこず。
今はあまり冒険したい気持ちもないので、ヨドバシセンチュリーのBは全く問題ありません。
ゴールド仕上げで良いのか?
これも良いです。
万年筆を本格的に始めた2020年はシルバートリムやロジウム仕上げにこだわっていましたが、今はゴールドも歓迎です。
去年買ったロジウムフィニッシュとの対比も効いて美しいと感じます。
双子みたいで好きです。
別の視点から
ここまで書いてみると買ってしまいそうですね笑
もう少し慎重に考えたいので、別の要素から検討してみたいと思います。
入れるインクは?
現在所持しているインクをどの万年筆に入れているか整理します。
▼ボトル
- セーラー青墨 ⇒ プロギア銀F、センチュリーB
- セーラー極黒 ⇒ プロギア金B
- セーラー夜桜 ⇒ プロギアスリムミニ金MF
- パイロット月夜 ⇒ グランセF
▼カートリッジ
- セーラー藤姿 ⇒ プロギアスリム金B
(セーラー四季織20色セットから)
万年筆の軸色とインク色をなるべく合わせたいタイプなので、ヨドバシセンチュリーには月夜が入りそうです。
現段階で月夜が入っているグランセはFなので、字幅Bの月夜を使えるという点では良いかもしれません。
用途は?
これも現在所持している万年筆の用途を整理してみます。
(使用頻度順)
プロギア銀F ⇒ 手帳、日記
プロギアスリム金B ⇒ メモ
センチュリーB ⇒ メモ、アイディア、宛名
グランセF ⇒ メモ、たまに日記
プロギア金B ⇒ 宛名
プロギアスリムミニ金MF ⇒ メモ
メモ用が多いですね。
明確な用途を決めずに買ってメモ用になっているものが多いため、このまま行くとヨドバシセンチュリーもメモ用になる可能性が非常に高いです。
メモ用、気分によって使い分けるとしてもこんなに必要だろうか?
他に欲しい万年筆は?
あります、パイロットのカスタムヘリテイジ912 WA(ウェーバリー)です。
同じくパイロットのキャップレスデシモも気になっていますが、断然ヘリテイジ。というかウェーバリー。
かづさんが使っているのを拝見してから、ずっと気になっています。
今日の名言
— kadu(かづ) (@kadu2544) 2020年7月14日
TestosteroneさんのTwitterより。
万年筆:パイロット カスタム742ウェーバリー
インク:KobeINK物語 銀座ゴールドセピア @nagasawa_st @itoya_e #Testosterone #名言 #名言集 #カスタム742 #ウェーバリー pic.twitter.com/n3VJ523jTg
かづさんはカスタム742ですが、自分はベスト型が好きなのでカスタムヘリテイジ912です。
実際試し書きをしてみたら、とってもなめらかで驚きました。
まさにストレスフリー。
時期は未定ですが日ペンのボールペン習字講座を受講予定のため、ペン字練習はぜひウェバーリーを使いたいと思っています。
書き心地の良さと明確な用途から、どのみちウェーバリーは購入する未来が見えます笑
ヨドバシセンチュリーを買ったがためにウェーバリーを諦めるということはまずないので、今回の判断材料にはならなさそうです。
どうするか
選択肢は買うか買わないかの2つ。
2本目の#3776センチュリーBが、どれだけ自分に必要なのかを問われています…。
8,280円のこの1本が…。
…。
ウェーバリーの購入がほぼ確定しているため、どちらも購入した場合は合計24,280円ほど。
ウェーバリーだけの購入なら約16,000円。
迷います。
この先センチュリーのBをもう1本欲しくなる未来がくるなら、これは買いでしょう。
センチュリーBの2本目が欲しい、と思う日が来るならば…。
…。
来たとしても、シャルトルブルー以外の色を選ぶと思います。
同じ軸色で同じ字幅、というのはやはり少々もったいない。
また、仮にヨドバシセンチュリーを購入したとき入れるインクは月夜ですが、ウェーバリーに入れるインクも月夜の予定です。
同じ月夜が入ったこれら2本を前にして、自分が手に取るのはおそらくウェーバリー。
あまり使わないとわかっていながら購入するのは、やや気が引けます。
いま本当に必要と感じる万年筆はウェーバリーなのでしょう。
結論
ということで、こちらの商品(https://www.yodobashi.com/product/100000001004239301/)は購入しないことに決めました!
とてもお買い得なので、ご購入を考えていらっしゃる方はぜひ。
※追記 2021-11-26
16時ごろに確認したところ売り切れとなっていました。
誰かの手に渡ったと思うと嬉しいです。
▼この結論はどうやら正しかった(2本目のセンチュリーB)